2011年12月25日

2011年下半期 読んで面白かった本のベスト10


大型書店へ行く度に思う。
こんなにも大量の本が出版されているのに、目にとまって読むのはほんのちょっぴり。
それなのに大きな顔をして、ベスト10などと戯れていて良いのだろうか ?
いずれにしても、皆さんが正月休みに読まれる時に 少しでもヒントになれば良いだけ。
それ以上は期待されていないと思う。
ということで、相も変わらぬ独善的選抜の始まり、始まり。

上半期に続いて、下半期も小説を読もうという気が起きなかった。
本屋へ寄っても、小説の前は素通り。
書評で取り上げられているものとか、特定の作者のものは必読だと感じるのだが、どうしても立ち寄る気がしない。
そして読んだのは、読み落としていた古い小説を中心に漁った。
したがって、こと小説に関しては私の書評は当てにならない。
本来は「小説」欄を外すべきなのだろう。 まず、そのことをお断りしておきます。

下半期に読んだ冊数は381冊。上期よりさらに5%減った。
さて、この中で今回一次審査をパスした本は102冊。
読んだ冊数の割には一次審査を通過した冊数が多かった。
つまり、どうでもいい小説類が少なくなり、面白い本の比率が向上したということだろう。
大変好ましい読書傾向と考えることにしょう。

中で一番多かったのが経済・経営・政治関係の24冊。
この一次審査を通った102冊の中で、今回からベスト10入りの候補作品には■印をつけることにした。この方が、10冊ではなく30冊以上になり、より選択肢が増えると考えたから。
△印は、1年以上前に出版された著書。
24冊のうち■印が8冊で、△印が6冊。今回は△印が珍しく多かった。

次いで 一次審査をパスした数が19冊と多かったのが 環境・医療・農林水産・食品関係。
今まではトップを占めていたが、今回は新刊書に面白いものが少なく、2位に後退。
だが、■印は8冊で、経済・経営・政治と同数。しかも内容的には素晴らしいものが多く大健闘。
△印も5冊と多かった。

次に多かったのは科学・教育・技術の17冊。
全てが新刊書で、新しい科学や技術で教えられるものが多かった。
■印も4冊と頑張っている。

ノンフィクションも同じく17冊。
■印は3冊だったが、△印は5冊。

小説は意外や意外。13冊が一次審査をパス。
そして、■印は6冊も。しかし、このうち新刊書は1冊だけで、5冊は△印。
読み忘れていた中に面白いものが多かったという次第。

住宅・建築は不作が続いているが、久しぶりに一次審査をパスしたのが12冊。
全部新刊書で、■印が珍しくも3冊あった。

【環境・農業・食品・医療】 18冊
・エネルギーシフト                    都筑 建     旬報社
■腸を鍛えてやせる! 健康になる!          丁 宗鉄     主婦の友社
・自然農という生き方                 川口由一・辻信一    大月書店
・現役サラリーマンの自給自足大作戦       はたあきひろ   家の光協会
・リンゴにあと20円多く払えば東北の農家は復興できる  鈴木 誠  講談社
■農業で稼ぐ! 経済学                浅川芳裕・飯田泰之    PHP
■菌と世界の森林開発                  小川 真     築地書院
・たっぷり生きる                 日野原重明・金子兜太  角川学芸出版  
■インカの食卓                        高野 潤    平凡社
・ジェーン・グルードの健やかな食卓   ジェーン・グルード他   日経BP
■なさけないけどあきらめない              鎌田 實    朝日新聞出版    
・食べものがたり                     読売新聞文化部   八坂書店
・ドングリの謎                         盛口 満  ちくま文庫
■鉄は魔法つかい                       畠山重篤    小学館
■△鉄が地球温暖化を防ぐ                 畠山重篤    文芸春秋
△食の職                     迫川尚子 ブルースインターアクション
△粗食が病気にならない体をつくる           幕内秀夫     青春文庫                    
■△葬られた「第二のマクガバン報告」(上)   コリン・キャンベル  グスコー出版
△ 葬られた「第二のマクガバン報告」(下)   コリン・キャンベル  グスコー出版              

【技術・科学・教育】  17冊
・ぼくらはそれでも肉を食う              ハロルド・ハーツォグ   柏書房
・ざっくり! 西洋思想                     齊藤 孝     祥伝社
・日本発21世紀デザイン               日経デザイン編     日経BP
■電子書籍を日本一売ったけど やはり紙の本が好き  日垣 隆     講談社
・宇宙誕生                        マーカス・チャウン 筑摩選書
・東洋医学が教える脳の養生法              酒谷 馨    実業の日本
・次に控えるM9超巨大地震                Newton別冊  ニュートンプレス
・顔の科学                      ジョナサン・コール   PHP
・砂  文明と自然                 マイケル・ウェランド   築地書館
・金型が一番わかる                    金型技術協会   技術評論社
・垂直農場                       ディクソン・デポミエ  NTT出版                
・さしのべる手  近代産科医の誕生とその時代   長谷川まゆ帆    岩波書店
■日本人の知らない地震予知の正体           ロバート・ゲラー    双葉社
■これからスマートフォンが起こすこと         本田雅一     東洋経済             
・シモネッタのドラゴン姥桜                田丸公美子    文春文庫
■ノーベル賞はこうして決まる            アーリング・ノルビ   創元社
・シェルガス争奪戦                     伊原 賢   日刊工業新聞

【経営・経済・政治】  24冊
・マグロ船仕事術                       齊藤正明   ダイヤモンド
・経済復興                          岩田規久男   筑摩書房
■日本「再創造」                       小宮山宏    東洋経済                
■日本経済はこうすれば復興する            竹内平蔵    アスコム
・これからの日本経済の大問題がすっきり解ける本  高橋洋一    アスコム                     
・震災で日本経済はどうなるか              藤田 勉    日経出版
・大震災後の日本経済                   野口悠紀雄  ダイヤモンド
■ジャーナリズムの陥し穴                 田原総一朗   ちくま新書
・ニッポンの工場 2011〜2012                        東洋経済
・背信政権                         読売新聞取材班  中央公論
■激動予測                     ジョージ・フリードマン  早川書房           
・原発事故残留汚染の危険性               武田邦彦    朝日新聞出版
■灼熱 アジア                    NHKスペシャル取材班   講談社
・基地はなぜ沖縄に集中しているのか         NHK取材班   NHK出版
・自分たちの力でできる「まちおこし」           木村俊昭   実務教育出版
・中国で勝つ10の原則と50の具体策           尹 銘深    東洋経済
■財務省が隠す650兆円の国民資産            高橋洋一    講談社
■われ日本海の橋とならん                  加藤嘉一  ダイヤモンド
・奇跡のモノづくり                       江上 剛   幻冬社
△揺れる大国 プーチンのロシア               NHK取材班    NHK出版            
△経営はロマンだ                      小倉昌男   日経ビジネス文庫
△ガイアの夜明け  未来へ翔け             テレビ東京編 日経ビジネス文庫
△「見えない資産」の大国・日本         日下公人・R モース・大塚文雄  祥伝社
△カンブリア宮殿 4                   村上龍×経済人  日経出版

【小説】  13冊
■下町のロケット                      池井戸 潤   小学館
・紫陽花の館                          柴田 勉   文芸社
・獅子のごとく                         黒木 亮   講談社
■△M8                             高嶋哲夫  集英社文庫
■△ジェミニの方舟                     高嶋哲夫    集英社
■△小説 金融庁                       江上 剛  講談社文庫
■△野球盲導犬 チビの告白               井上ひさし   実業の日本
■△新・燃ゆるとき                      高杉 良   講談社文庫
△美食探偵                           火坂雅志  角川文庫
△おれは非常勤                        東野圭吾   集英社文庫
△そうか もう君はいないのか               城山三郎    新潮社
△ロケット・ボーイズ(上)            ホーマー・ヒッカム・ジュニア  草思社
△ロケット・ボーイズ(下)            ホーマー・ヒッカム・ジュニア  草思社

【ノンフィクション・旅行】 17冊
・医者が泣くということ                 細谷亮太    角川文庫
■心をつなぐニュース                 池上彰+文春   文芸春秋
・うなドン                          青山 潤    講談社
・脳が一番元気になる場所              米山公啓     PILAR
・ハマスの息子                モザブ・ハロサン・ユーセフ  幻冬舎
・犬のこころ                          三浦健太   角川書店
・地図は世界を超える                   佐藤 博    文芸社
・ロングトレイルという冒険                加藤則芳    技術評論社
■梅棹忠夫  未知への限りなき情熱         藍野裕之    山と渓谷社
・笑う子規                        天野祐吉・南伸坊  筑摩書房
・なまら北海道                       千石涼太郎  廣済堂出版
■島国チャイニーズ                    野村 進   講談社
△ヨーロッパぶらりぶらり                 山下 清    ちくま文庫
△イタリアの田舎暮らし                 有元葉子    ちくま文庫
△ヨーロッパ横断キャンプ旅行            加藤伸美    光文社文庫
△サーカス村の裏通り                 久田 恵   七っ森書館                     
△輝く季節の旅 プリンスエドワード島        吉村和敏   ベストセラーズ

【建築・住宅】 12冊
■北欧デザインの巨人たち              萩原健太郎他  ビーエヌエヌ新社
・節電住宅                         白岩旦久   同時代社
・プロの建築家になる勉強法              山梨知彦   日本実業出版
■「おひとりさま」の家づくり               天野 彰    新潮新書
・住 宅                           安藤忠雄  ADAエディター
・窓の思想史                        浜元隆志    筑摩書店
・新・和風デザイン図鑑ハンドブック                   エクスナレッジ
・思想する家                        林  望   東洋経済
・東京世界ツリーと東京タワー             細野 透    建築資料研究所
■世界一のトイレ  ウォシュレット開発物語    林 良祐    朝日新書
・図解 よくわかる地震保険                吉田實他   日刊工業新聞
・エアコンのいらない家                  山田浩幸  エクスナレッジ


posted by uno at 06:39| Comment(0) | 半年間の面白本ベスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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