2012年03月06日

建築・建材展で目に付いた商品群。超満足の光触媒シンポジウム


今日から9日まで開かれている建築・建材展の初日に顔を出してきた。
朝10時から会場を回ったのだが、午後の1時半からのセミナーへ出席するため、残念ながら2時間半程度しか見て回れなかった。
結構、面白いものを見つけたが、見落としも多いと思う。
どこまでも、「こんな偏見的な見方もある」 という程度で考えて頂きたい。

一番先に目に飛び込んできたのが、アメリカVIRACON社のU値1.0Wというペア・ガラス。日射熱取得率が0.26という東京以西向けのガラス。
価格は、コンテナ単位で買ってくれれば、一般的なLow-Eのアルゴンガス入りと変わらないという

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このペア・ガラスをテクノフォルム社の1.6Wのアルアル枠に入れれば、U値は1.3W。
まだ、日本で造ってくれるメーカーが見当たらないが、かなり話は具体的になってきた。

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そして、0.8Wのガラスを採用し、下のより断熱性能の高いアルアル枠を採用すると、アルアルサッシでU値は1.0Wが堅い。
なんとか実現して欲しいもの。

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ハウジング山路では、ガラスだけでは0.76Wのトリプルで、北総研で認定を得た1.1WのPVCサッシを今回も最前面に出してきている。そして、ケースメントとオーニングとFIXで高さ180センチ、幅162センチの組み合わせで対処しょうとしている。この割切りがよい。

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そして、カーベントリー社の210のTJIスタッドに両面4X8のOSBを横張りして、高い壁倍率の認可を取ろうとしている。スタッドピッチが600で、40坪の試作品では、1.1Wのサッシを採用してQ値が0.62Wというから、正式な認定を得たらすごいものになる。

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これとは別に、OSBを両面に張り、EPSを3尺の柱間隔に入れてゆく厚115ミリのエコパネルで、5倍の壁倍率をとっているという。他社も、同社を真似て、Q値だけでなく壁倍率を同時に考慮して欲しい。

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写真下は、25ミリのスギ板を交互に斜め張りしたもの。壁倍率は驚くほど高かったが、2層では面白くない。
壁倍率プラス断熱、防火も考えて、100ミリ厚にしてくれないと、商品としては中途半端。

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これ以外では、3M社の試作品に過ぎないが、ウィンドフィルムで遮熱し、同時にそのフィルムで発電と充電をするというアイディア。これもなかなか面白い。

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この外に、各種のスクリーンだけでなく、ガラスに塗装することで遮熱を図るアイディアや、ターメメッシュで遮熱と防犯を図ろうとするアイディアもあった。

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屋根屋のガンタンは、両面発電というモジュールを初採用。写真は大変見にくいが、薄いパネルを持ちあげているところ。そしたら下に白い反射板が見える。この反射を利用して裏でも20%の発電を稼ごうといというもの。

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これはスイス製の特殊なプラスチックによる男性小便器。
変色や汚れが皆無だから水を流さなくてもよいという。眉ツバものだが、面白い。

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イマガワの細いスギ板のガラス戸のデザインにはびっくりさせられた。こんなに細い建具はみたことがない。斬新なデザインが嬉しい。


こうした展示とは別に、今日は正味丸々3時間という「光触媒の特別セミナー」が聞かせた。
光触媒というのは40年前に日本で発明された技術。
なにしろ、ネィチャーに発表された藤嶋昭氏の論文は、引用2011だけで786件も。
科学の論文は、引用回数が多ければ多いほど優れたものとみなされる。
このため、特別賞を受けている。ここまでくればノーベル賞は堅いのではなかろうか。
藤嶋氏は東京理大の学長。その藤嶋昭氏の話が1時間半。
ある程度のことは知っていたが、この話は面白かった。下手な本を数冊読むよりも感動的。

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15分の休憩があって、その後を東大大学院の橋本和仁教授がこれまた1時間半。
太陽光線ではなく、蛍光灯などの可視光線を使っての抗菌・抗ウィルスに対する研究発表。
この話は専門的にすぎて、大変に理解が困難。
しかし、間違いなく世界の最先端の科学技術。
私などは、他人にはきちんと説明できないが、そのエキスは理解出来たと思う。
これも、2〜3冊の本を読むより身に付いた。

お世辞抜きで、素晴らしいセミナーだった。

なにしろ、私は 「高気密」だけではなく、「健康住宅」 を看板に掲げている。
橋本先生のレクチャーで、光触媒は「大腸菌」などの「菌」よりも、「ウィルスに対しての効果が高そうだ」 ということがわかった。

日本の光触媒技術は、可視光線という難問をクリアーして、日本の住宅からウィルスを追放してくれるかもしれない。
アトピーや花粉症は、住宅屋でも解決出来る。
そういった確信を与えてくれる、すごいセミナーだった。


この記事へのコメント
もう皆さんも知っているとは思いますがスタービーチ専用の掲示板ことiFriends!掲示板は、2009年01月31日に閉鎖されてしまいました。その数々の栄光を皆様と振り返りたく僕の思い出と共にご紹介します。もう一度復活してくれるなら僕はどんな利用方法をするだろう・・妄想ばかりが膨らみます。
Posted by iFriends at 2012年03月07日 13:34
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